WEBメディアが実空間で「問い」を共有し、リアルな対話を通して、言論空間を創造する「+5(plus five)メディアプログラム」。vol.5となる今回は、学生連携のイベントとして、芸大生×社会人の視点で「キャリア」について考えていきます。
社会に出ると多くの場面で求められるキャリアの説明。そのたびに私たちは、自らの経験から情報を取捨選択し、「語りやすい物語」として編集していきます。しかしその編集の過程で語られなかったもの、無意識のうちに省略された小さな選択や迷いこそ、重要な情報同士を繋ぐ鍵であったりします。普段は一続きの「物語」として提示されるキャリアの編集の軌跡を多視点で再読し、これからの時代のキャリア選択のあり方を探っていきます。
・日時:2025年7月26日(土)10:45~12:45(開場10時20分)
・場所 :鴨沂会館 ホール201
・定員:15名
・参加費:無料
・参加対象者:学生 or キャリア形成に興味・関心・悩みのある方
・申し込み:こちらのフォームよりお申し込みください
※ 本イベントに関しては個人情報を多く取り扱うため、記事含めアーカイブを残しません。安心してご参加ください。
※また参加される方は個人情報に配慮し、イベントで得た個人情報を他言しないようお願いいたします(参加される方はこちらに同意したものとします)。
・スピーカー兼 リスナー:清原 緋蕗(京都芸術大学 美術工芸学科 4回生)
・オブザーバー:稲垣 若菜(ACTUAL Inc./デジタルアーティスト)
・司会進行:桐惇史(+5/編集者、人材コンサルタント)
清原 緋蕗(きよはら ひいろ)
2002年兵庫県生まれ、京都芸術大学美術工芸学科油画コース在籍。2024年ウィーン美術アカデミーPCAPコースに前期交換留学。主にインスタレーション、ドローイング、オブジェなど、複数のメディアを横断的に用いながら、「区切る」「言い換える」「反復する」といった生活の手前にある単位と領域に注目している。個人制作を軸に、メディアの延長として展示企画も行っている。
稲垣 若菜(いながき わかな)
京都市立芸術大学大学院修了後、建築業界にて設計業務の傍ら3DCGを習得。その後広告系企業にて映像、VR、メタバースなど、3D業務に幅広く従事。2024年12月から、360度映像/3D記録を中心に各種プラットフォーム事業を推進するACTUAL Inc.に参加。各種プロジェクトのマネジメントを行う。
+5(plus five)メディアプログラム とは、WEBメディアが実空間で「問い」を共有し、リアルな対話を通して、言論空間を創造するプログラムです。パネルディスカッションやワークショップ形式で、年に2回、開催しています。
メディアの抱える問いを、アートネイバー、参加者と共に対話をしながら考え直していきます。地域で活動する人々や未来のアートネイバーはもちろん、普段は顔の見えない+5の読者を集め、イベントを起点に新たな対話が広がることを目的とします。